葬儀の形態の多様化

若い世代で急死したという場合なら、従来通りの葬儀が向いているのかもしれませんが、リタイアしたのちだったり、長い闘病のあとに亡くなった場合は、さまざまな選択肢があっても良いように見受けられます。葬儀は故人と遺族の意向だけ決めてかまわないでしょう。現在は、家族葬が3割を占めるまでになっています。直葬も増えています。従来通りの葬儀は半数をとうに切りました。こうした比率になれば、選択はいよいよしやすくなります。日本人は横並び意識が強いため、従来通りの葬儀をおこなうことに違和感があっても、周囲がみなその形態でおこなっていたら、他の選択をしづらいものです。皆がやっていることを、自分もやりたくなるということもあるでしょう。12月24日のクリスマスケーキや正月のしめ飾りのようなものです。しかし、半分以上の人がおこなわなくなったものなら、完全に自由な選択ができます。墓地が寺にある場合は別として、葬儀の形態はかなり自由に選べる時代となっています。